空気中のマイナスイオンの生体への作用機序についてはなお不明な点も多く未だ研究の余地が多分に残されておりますが、生体への作用そのものに関しては、医学領域に於ける従来手法によって、明らかに有意性が認められるケースがあることも事実です。
今回、イオナーシステム方式の空気マイナスイオン発生器を用いて、浸水冷水負荷試験による交感神経緊張(皮膚温、抹消血流)と血液検査による内分泌学的検査、免疫学的検査(ストレス内分泌指数と免疫担当細胞)を二重盲検々査により調べました。
結果として、皮膚温(抹消血流)の有意の改善や内分泌学的なストレスホルモンであるコーチゾルの有意な低下、免疫学的なストレス指標であるNK細胞数の有意の低下を認めました。
このことは生成されたマイナスイオンが交感神経系機能亢進を抑制し、ホルモン学的、免疫学的なストレス抑制作用を示していると考えられます。
実際にイオンルームを使用して行った実験結果より、交感神経系の緊張緩和、内分泌学的・免疫学的な生体へのストレス抑制効果が確認されております。
国立北海道大学医学部付属病院リハビリテーション科 助教授 渡部一郎 医学博士)